アルバイトで社会を学ぶ

アルバイトで社会を学ぶ

飲食店でのアルバイトで学んだ笑顔の作り方

PAGETITLE
学生時代に飲食店でアルバイトをしていました。落ち着いた雰囲気で料理とお酒を提供するお店でした。年齢層も中高年が多い店で板前さんがお寿司を握り、飲み物には専用のバーテンダーがいるような一風変わったお店でした。アルバイト開始時間前には、お客様への挨拶の練習を行い、その後は板前さんとの打ち合わせがありました。打ち合わせの内容は主に予約者の確認や本日のお勧め、ネタ切れになりそうなものなどでした。初めはなぜお勧めやネタ切れの品などについて打ち合わせをするのか分からなかったのですが、アルバイトになれてきて、ある程度自分でお客様対応ができるようになるとよく分かりました。

テーブル席に座るお客様など、板前さんと離れていると当日のお勧めなど板前さんに聞いてくるように指示を頂くことがありました。そのときに席まで案内したウェイターがその場で回答することにより、お客様を待たせずスムーズに最初の注文が取れることが理由でした。またネタ切れになりそうなものが注文された場合でも、時間によっては確認をする時間を頂くことにより、お客様が無駄に待ってしまう時間を極力減らすことを目的としていることも分かりました。学生ながらにお店の細かな気遣いがあることをしりました。

あるとき本日のお勧めをお伝えしたお客様から、その中での一番のお勧めを聞かれることがありました。よくお店にもきていただいているお客様で、店のシステムも知っているため私の返答を求めていました。お店では勉強も兼ねてまかない飯を出してもらっていました。普通に食べるのではなくよく味わうようにと毎回言われていました。そのこともあって自分の好みから思うお勧め、また甘みや酸味を含めた上でのお勧めなどをお伝えすることできました。自信を持ってお勧めできたせいか、そのお客様からその後名前で呼ばれるようになりました。最初に呼ばれたときは、まさか自分とは思わないので同じような名前の人がいるものだと思った程度だったのですが、自分のことだと気が付くとうれしくて浮かれてしました。その後板前さんからはちゃんとお客様の顔をいつでも見渡して置くようにと怒られてしまいましたが、それでも名前を覚えてもらえたことは評価して頂きほめられたことは自分が少し成長した実感を味わえたときでもありました。